2008-03-28

スワロフスキーな一夜

今週末に銀座でオープンするスワロフスキー・ショップのオープニングに行って参りました。





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銀座中央通りに面する外観は水晶柱をイメージしたようなクロムメッキのつららが埋め尽くし、夜の銀座のネオンを映し込みます。



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設計は吉岡徳仁氏です。ご一緒に記念撮影して頂きました。

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一歩足を踏み入れると「ま、眩しい!」。光の洪水です。クリスタル・ガラスを惜しげもなく使ったモニュメントがシャンデリア10個分の輝きを放っています。石系の床材にもスワロフスキーが埋め込まれ、階段にもぎっしり(クラッシュした強化ガラスのようにも見えてちょっと怖いですが、滑り止めもされていて安心です)。段板の中にLEDが仕込まれていて裏から照らされています。



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照明はダイクロハロゲンを基本に、LEDが随所で使われています。




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小さく軽く、消費電力も少ないLEDはこれから最も期待される光源です。しかし、そんなLEDならではの苦労があったそうです。お話を伺ったのは(株)ライティング プランナーズ アソシエイツの田中謙太郎氏です。


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「LEDはそもそも演出用の照明ではなく、電子部品として開発されたものです。ですからまだまだ技術的に工場やロットによって色温度にばらつきが出てしまいます。今回、オーストリア本社から、白色LEDの『色』が指定されていたので、目視でそれと同じものを選り分けなければなりませんでした。」




インテリアはまさに『白』一色ですが、均一な印象はなく、内壁の白いアクリルの柱(外装のと素材違い)は細かい凹凸によって表情を与えています。




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私が覚えている限りでは、今までのスワロフスキー・ショップは黒や赤を基調とした内装ばかりだったので、大きな転換ではないでしょうか。


店内はギャラリーのようで、様々なシーンで映えるスワロフスキーの定番の置物から、日本人好みしそうな携帯ストラップやキャラクター物などまでありました。



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価格帯にも幅があり、ちょっとした贈り物にうってつけです。スワロフスキー消費量が最も大きいと言われる日本で、斬新な旗艦店をオープンし、これを元にこれから世界中のスワロフスキー・ショップをどんどんリニューアルさせて行くつもりだそうです。




おまけで、パーティーの帰りに頂いたギフト・バッグの中身を公開します。カデナ型のメモリースティックは鞄にも付けられてお洒落で気が利いてます。




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「スワロフスキー」と聞くだけで、女性ならば体温が1℃上がるのではないでしょうか。今や、女性の周りはネイルアートにデコ電(*)、ボールペンから名刺入れ、果てはイスや机までびっしりとスワロフスキーで敷き詰められているといっても過言ではありません。

*デコレーション携帯電話


こちらは私がスワロフスキーでデコレーションされた小物で有名なブランド、アビステで買い求めた諸々です。





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私も若い頃はキラキラしたものに全く興味がなかったのですが、不思議なことに身体が枯れるにつれ輝きと潤いを求めるようになってきました。若い世代だけにではない需要が眠っている気がします。まだまだ終わらないブームの勢いを感じた一夜でした。